プログレッシヴロックバンド " MAU2/マウマウ " のオフィシャルブログ
2010年 08月 05日
プログレ名盤vol.1・・・PFM 『クック』
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10代の時小遣いも少なく、ほしいレコード全てを購入することなどできず、
考えに考えて選んで買っていた。
よってその選に洩れた名盤は数知れず。
また当時の乏しい情報量では知りえなかった名盤も数知れず・・・。

ところが最近のネットによる情報量はものすごいですね。
プログレ関連のサイトや本などで、いろいろな情報を知ることができるようになった。
そして今まで入らなかったプログレ名盤が簡単に手に入るようになった。

そんなわけでプログレファンを自認し、プログレの曲を作っている自分ではありますが、
実はそれほどプログレを知ってるわけではなく、
ならばここらあたりで少しずつプログレの名盤と言われているものを
少しずつ聴いてってやろうじゃないのと思ったわけ。

そんなわけでファースト・コンタクト・プログレ名盤と銘打って、
時々そんな自分が購入したアルバムを紹介していきたいと思います。
もちろんそれぞれのアルバムは既にいろいろな解説や批評がされているので、
別の視点で勝手な思いを書いていこうかな。

初回はPFM『クック』。
74年の北米でのライブを収めたアルバムである。

一曲目『原始への回帰』のキレ具合と言ったらなんと表現したらいいのだろう。
怒涛のリズムが大きなグルーヴになってメンバーが一つの音の塊になって突進する様は、
類を見ないほど見事だ!
2曲目はうってかわってイタリアの風が香る静かな曲、渋い!
地中海の香りがするムッシーダのソロに導かれて始まる3曲目『JUST LOOK AWAY』、
優しくてとてもいい曲だ。 剛と柔、バンドの音楽性の幅の広さを見せ付ける・・・。
4曲目はこのCDの中でもハイライトの一つ『セレブレイション』で
曲のラストに『甦る世界』に繋がるという黄金リレーだ。こりゃ、その場にいたら熱狂だよね。
バンドもドライブ感バリバリ全開モードで、やってるメンバーもさぞ楽しかったことだろう。

8年ほど前(?)、奇跡の来日を果たした時、
大阪のブルーノートでMAU2の西口&敏ちゃんと見たけど、
これほどの圧倒感は感じなかったなあ。感激はしたけどね。
やはり20代と若く、全盛期のパワーがなせるわざか。このCDの中の演奏はそれほどすごい。

キーボードはハモンド、モーグ、メロトロン、エレピとフル装備。
プレモーリはやはりうまいなあ!クラシックの基礎ができてるからか運指きちっとしてて、
どんなに速くなっても乱れません!っていうような安定感。
ちょっとモーグがフィルター開け気味ではっきりくっきり、オン気味なのが気にかかるが、
憎いところに入るわメロトロン。

多感な10代にこのアルバムに出会っていたら、ぼくの音楽性ももっと変わってただろうな。
MAU2のサウンドにも影響を与えたに違いない。

40代の最後にちゃんと聴けただけでもありがたく思います。
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by gwingermau2 | 2010-08-05 12:58 | プログレ名盤 | Comments(0)


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