プログレッシヴロックバンド " MAU2/マウマウ " のオフィシャルブログ
2014年 05月 13日
オリコンから電話
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MAU2の2ndの正式リリース日だった昨日5/12、突然の電話。

「オリコンの〇〇と申します。CDリリースされましたよね?全国での流通ですよね?」
「あ、はい・・・」

オリコンだという・・・・・・・オリコン?
オリコン・チャートの?
何?

「オリコンにデータ登録させていただきたいんですが・・・」
「えっ、はあ、いいですよ・・・」

というわけで、2ndのデータをメールで送る。

それにしてもウチみたいな自主インディーズ・レーベルで
プログレやってるところまで、
連絡取ってくるなんて、オリコン恐るべし!

頭が下がる・・・チャートにゃまったく関係ないのにね・・・(~_~;)

というわけで、オリコン・スタイルに登録されてます。
ならば、オリコン・チャート1位っていうのも可能性0%じゃないってことだ!
嵐と1位2位を争うってこともあるかもしれない・・・・

スイマセン、夢想しすぎでした m(__)m  でも楽し。
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# by gwingermau2 | 2014-05-13 12:53 | 2nd『ANOTHER HEAVEN』
2014年 05月 06日
ユーロ&辺境プログレGates Of Dawnにて2ndレビュー
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ユーロ&辺境プログレッシブ&サイケデリックのHPで、
プログレマニアの間でも有名な”Gates Of Dawn”にて
MAU2の2ndCD『ANOTHER HEAVEN』のレビューが
アップされていますので、転載させていただきますね。
http://homepage2.nifty.com/gdawn/

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名古屋のMau2が9年の歳月をかけて完成させた2ndアルバム(2014年)。
いきなりドリーム・シアターをシンフォニックにしたような激しいサウンドに
圧倒されますが、爽やかさと情念がテクニカルにせめぎ合うその音は、
「これViennaの4thアルバムだよ」と言われても信じてしまいそう。
いや、心に染み入る親しみやすいメロディはそれ以上だ!
日本のプログレッシブ&シンフォニック・ロックの王道とも言えるサウンドで
ありながら、圧倒的色彩感のその音は2010年代においても説得力は十分。
本作もど真ん中直球プログレッシブ・ロック!しかもキレキレの快速球だ!!

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ちなみにMAU2応援コーナーも作っていただいております(^O^)/
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# by gwingermau2 | 2014-05-06 21:12 | 2nd『ANOTHER HEAVEN』
2014年 05月 03日
ワールド・ディスクでMAU2の2ndが平積みされてた!
MAU2のギタリスト・カイドー(西口)が、
先行リリースしたばかりのワールド・ディスクさんに昨日伺ってきました。

ということでカイドーの報告です。

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14時半過ぎに家を出て、15:15ころ目白に到着~

あらかじめHPの地図で場所を確認していたので
迷わずワールドディスクに到着~

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中へ入ると客は誰もおらず・・・
入ってすぐにジャパニーズプログレコーナーがあることも
HPで見ていたのでまずはここを物色~

MIDAS たくさん置いてあるナァ~
五十音順やからMAU2はもう少し前と・・・
あれぇ?無いなあ・・・
これをゆっくりと5回くらい繰り返した後、
恐る恐る店長に訊いてみた

「あの~マウマウっていうバンドの~・・・」
「ああ~!こちらです!」
私の質問を聞き終わる前に『マウマウ』だけで反応~~!
なんと平積みのおススメコーナーにありました!

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どこだ?
写真中央より少し右下です

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おおおおお~~~!
大感激しましたぁぁぁ~~!
1stも置いてある~~!
手書きのお勧めPOPが沢山貼ってある~~
でもおかげでジャケットがほとんど見えてない~~~

「MAU2でギター弾いてる西口です」
「おお~これはどうも。井上さんにはお世話になっています~」
と店長中島さん

「ここ(平積みの棚)写真撮っていいですか?」
「いいですよ~」
パシャ!パシャ!
「すみません、記念にこれ持ってください」
パシャ!

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以下、店長中島さんの話
・1stよりパワーアップしてますよね~
・日本のプログレが好きなんで、MAU2さんのようなバンドはうれしいですよ
・Voも良くなっていますよね~
・テクニカルな面と抒情的な面があっていいですよ
・あ、ユーロロックプレスの次号にレビュー出ますんで

おお~~素晴らしい~~~

ここではまだ売れてないようですが

「好みそうな人が来たら店内でかけてPRしますよ~」
と言ってくれました!

約30分ぐらい話して、ついでに
John McLaughlin & 4th Dimension の2013LIVEを買って帰りました


この↓からギンガの文章です。

ふむふむ、そうかそうか・・・(^^)

ワールド・ディスクの中島店長、ありがとうございます!
MAU2の先行リリースに対して、手書きPOPや平積みの販促までしていただいて・・・。
本当に感謝しております m(_ _)m

我々もますます販促活動頑張りま~~~す (^O^)/
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# by gwingermau2 | 2014-05-03 08:38 | 2nd『ANOTHER HEAVEN』
2014年 04月 26日
Amazonでyesを検索するとなぜだかMAU2の2nd
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なぜか分からねど、amazonでたまたまyesを検索したら、
あらら不思議、見覚えのある画像。
MAU2の2ndじゃん!
自分のPCだけかと思い、いろいろな人に試してもらっても同じ結果。

なんだか単純に嬉しい。ミーハー感覚である・・・(^_^;)
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# by gwingermau2 | 2014-04-26 20:14 | 2nd『ANOTHER HEAVEN』
2014年 04月 16日
2nd『ANOTHER HEAVEN』リリース詳細
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ブログでちゃんとMAU2の2ndリリースのこと書いてなかったですね。
というわけで、ちょっと書かせていただきます(ブログで珍しく敬語です^^;)。

1st『VOYAGERS』リリースから9年、
本当に本当にほんとう~~~にお待たせいたしました。
ようやく2ndアルバム『ANOTHER HEAVEN』が完成し、
リリースの運びとなりました。

これまでいろいろなことがあり、途中で投げ出したくなったり、
挫折してもう完成できないかもしれないと幾度となく思いました・・・。
でも何とか、大げさではなく、奇跡的に完成し、
この完成品を見た時はいやあ本当に感無量でした・・・(;_;)。

もちろんMAU2メンバーの力だけで作品を作り上げられたわけではなく、
まわりの皆さんのご理解と応援、アシストのおかげだと心に染みております。
いろいろありがとうございましたm(__)m。



以下、2ndリリースの情報を記しておきます。


◆ MAU2 2nd『ANOTHER HEAVEN』(APRM140123) ¥2,160(税込)


◆ 2014年4月30日(水) Music Term、ワールド・ディスクにて先行リリース

◆ 2014年5月12日(月) Amazon、ディスクユニオン、他、通常リリース


不穏な前奏曲に導かれ、我が壊れもの“地球"に降臨した使士。
闇に乗じ、空を紅に染め、狂気のかぎりを尽くすのか。
漂う匂いはきな臭く、なすすべもなく我々は天を仰ぐ。
経典を紐解き、風に語り、憂国の士は今立ち上がる・・・

1st『VOYGERS』の世界をさらに推し進め、
よりドラマティック、よりシンフォニックに、
そしてハードでソリッドなテイストを加え、 さらなる進化を遂げたMAU2。
音楽の全てが奇跡の融合をなし、壮大なスケールで聴く者の心を揺さぶる!

アルバム・ジャケットのビジュアルそのままにドラゴンが暴れるがごとく、
各楽器が一体となってグルーヴし、怒涛の展開で一気に最後まで駆け抜ける
1曲目『THUNDER OF THE DRAGON』、

ポップでキャッチーな2曲目『BEAT OF THE EARTH』、

ガットギターの音色が染みる叙情的な3曲目『深海の月錆』。

そしてラストは最大のハイライト曲にしてMAU2の魅力の全てが味わえる
23分超の大曲『ANOTHER HEAVEN』。
動~静~動と3部に分かれた構成は前作『REBIRTH』と同じだが、
よりソリッドでハードな展開、
そしてシンフォニックの醍醐味が味わえる壮大な最終パートへ繋がっていく・・・。

MAU2のオフィシャル・サイトにて一部試聴もできます。
http://www.geocities.jp/mau2_net/disco.html


ということで、皆様、よろしくお願い申します。
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# by gwingermau2 | 2014-04-16 21:41 | 2nd『ANOTHER HEAVEN』
2014年 04月 06日
2nd勢揃い!
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うむうむ、2ndが出来上がってきた・・・

マウマウだらけ・・・
アナザーヘヴンだらけ・・・・

へへへ・・・・と、へんな笑いがこみ上げる。

MAU2HPではほんのちょっとだけ試聴もできるよ、聴いてね!
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# by gwingermau2 | 2014-04-06 16:53 | 2ndレコーディング
2014年 03月 24日
2nd 全曲リハ
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2ndも完成し、あとはリリースを待つばかりのMAU2。
ただCDの売上に関する取り決めや取扱い先との交渉、HPの手直し等、
我がレーベル、アクア・プラネット・レコーズとしては、
処理しないといけない作業もこまごま残ってる・・・。

そんな中、昨年12月に続き、先週末、
久々MAU2の練習が静岡県の沼津でおこなわれた。
今回は新譜『ANOTHER HEAVEN』全曲のリハーサル。
ドラムのタカニィが病気療養で長期離脱となり、
スペシャル・ゲストとして、MIX作業をしてくださった
スーパー・マルチ・ミュージシャン白井氏をお招きしてのスペシャルな時間。

それにしてもドラムが変わるとこうもバンドの音が変わるのか!
普段静かに話される白井さんからは想像もできないほどパワフルなドラムで、
ギンガ、カイドー、ミッキーの3人もついついヴォリュームをアップし、
最後には耳が痛いほどの爆音に。

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7時間があっという間に過ぎていったけど、
さすがに全員、最後はへとへと、

いやヘロヘロ・・・(-_-;) になったのは言うまでもないね・・・・・・
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# by gwingermau2 | 2014-03-24 20:28 | リハ
2014年 02月 24日
MIXその後他もろもろ
最終MIXが終わって、ホッとしていたのも束の間。
ぼくの不注意で取りこぼし部分が発覚し、急遽白井さんに再作業を依頼。
まあ実際はほとんどわかんないような些細な箇所だったんだけど、
個人的なこだわりというか・・・。でもそれも無事終了。

今はCDジャケット印刷の最終のデザインチェックをしてる最中。
以外に、アルファベットの綴り違いとか1文字抜かしとかあって、
なかなかOKとまでいかない・・・。
結構面倒・・・(^_^;) でもやんなきゃね。

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そんな中、3月4月いろいろ本業も忙しく、いくつかの大型物件が同時進行中。
関係するスタッフも通常より多く、皆、右往左往バタバタ・・・。
原寸拡大やガラスカットの検査、打ち合わせなどを並行してやってる。

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↑ この写真もその一つ。
デザイン画に合わせて、専門の職人がガラスを実際にカットしていくんだけど、
時々イメージと違う感じでカットされているところがあったり・・・。

また同じガラスでも隣り合う場所で色味や濃さが違い、繋がりに違和感が出ることも。
それを、デザイナーが職人と話し合いながら、チェックし、ガラスを再び選び直していく。

大きなパネルになるとピース数も多く、結構細かい作業になるけど、
このチェック作業をすることによって、いいものになっていくんだよね。
この辺の作業は、音楽と一緒だね。

ガラスが大方カットされ並んだものを見ると、完成が楽しみでワクワク。
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# by gwingermau2 | 2014-02-24 12:43 | アート
2014年 01月 31日
MIXの白井氏に聞く vol.3(最終回)
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G;なるほど。では、今回アルバムには4曲が収録されてまして、それぞれ難しさはあったと思いますが、各曲について印象とか苦労した点は?

S;そうですね。全体的な話だとまずドラムですごく苦労しました。エディットが荒い部分がありまして(笑)・・・。繋ぎがうまくいってなくてプチッてノイズが入ってたりとか・・・。あとは、ドラムっていろいろなマイクを立てて録るわけですが、例えばスネアの音を録っていてもそれ以外の音が入るじゃないですか。タムやトップ・シンバルなんかも・・・。自分の場合はナチュラルなMIXっていうのははあまりうまくできなくて、良し悪しなんですが、ぼくは”かぶり”を少なくしたいタイプなので、”かぶり”を消していきました。具体的には、ゲートは使わず、ヒット部分以外の余分な波形を切っていっちゃう作業を地道に繰り返していきました。

G;それってものすごい作業でしたよね?

S;そうですね(笑)。『アナザー・ヘヴン』なんかはすごかったですねえ~。『アナザー・ヘヴン』はドラムが2セット分あったんで・・・。まずスネアを・・・。ぼくはスネアの音を加工しちゃう人なんで、スネアに他の音が入ってるとスネアの音自体が変わっちゃって難しいんですよね。で、かぶりの音は全部カッカッと切っていったり・・・。あとは意図的ではない打ち損じ部分とか歪んでる部分は差し替えました。

G;他のパートは?

S;う~~ん、ベースですかね。『アナザーヘヴン』のベースの音創りで心が折れかけてた時(笑)に、西口さんからいろいろお願い事項があって、そのアドバイスの結果、いい音になったんで、それはすごく有難かったですね~(笑)。他、キーボードはいままでのぼくのやり方だと全部聴こえるようにしたかったんですが、ごちゃってしないよう分離をうまく聴かせたいということで結構すっきりさせちゃうんですが、それで苦情こないかなっ?(笑)とか思ってましたが、それは以外に少なかったですね・・・。

G;ギターは同業者としてどうでしたか?

S;やりやすかったです。西口さんの音は確立されてて、ほとんどいじる部分はなかったですね。自分にない音をたくさん弾いていらっしゃったんで、そこをどう出すかっていうことを考えました。西口さんと高嶋さんのプレー・スタイルは違ってて、音も違いますし、高嶋さんのギターをどう出すかっていうことをすごく考えました。

G;埋もれないようにするってことですか?

S;そうですね。どううまくカッコ良くだしていくか、すごく良いフレーズをたくさん弾かれているんで、埋もれず出すぎずって感じをどう出すかってことが苦労しました。どうしても音の勢力争いってことになると、高嶋さんの音だけ浮いてしまって・・・。そこをどうするかと。

G;その辺は白井さんがギタリストだからわかってて、うまくMIXされたかなと。埋もれやすい部分を拾っていただいてるんで、今まで聴こえなかった部分が聴こえるようになったって部分はいろいろありますしね。

S;他、1stを聴いた時に思ったんですが、ヴォーカルが線が細いなあってことでした。でも実際に生のトラックを聴かせてもらった時にはヴォーカルが太くて、そこがすごく出したかったところです。野太くグッとくる感じを聴かせたかったです。

G;わかりました。2ndについて客観的にはどうですか?

S;、客観的にはなれなくなってますね・・・(笑)。我が子のようにっていうか、LOVEがある感じですね。やっぱり、これだけガッツがあって、音楽性もすごく緻密で、いい意味でラフさもあって、そういうのないんじゃないんですかね。いろんなバンド聴かせていただいてますが、そこが強いポイントだと思います。すごく売れてほしいですねえ。

G;ありがとうございます。そうでもないでしょう(そんなに売れないでしょう)けど(笑)、嬉しく思います。

S;なんか悔しいじゃないですか。以前axisの時に田中さんとも話したんですが、こんなにいいもの作ってるのにって昔言ってましたけど、そういうノリですね。で、他のバンドには無いパワーとか、日本のプログレに有りがちなこぢんまりとした音と一線を画すような音に持っていきたくって、うん、それは何とか実現できたかなあ、と思っています。いやもう、聴き応え満点ですよねえ(笑)。お腹いっぱいになってほしいですよね。

G;わかりました。ありがとうございました。最後になりますが、白井さんの今後の音楽活動のご予定があれば、お知らせください。

S;そうですね、レコーディング業にシフトしていけたらいいなあと思っていて、その準備もしつつ・・・

G;レコーディング業っていうのは、今回のように、MIXをしたり、プレーヤーとして楽器を弾いたり、実際のレコーディングに携わるってことですね?

S;ええ。ただまあ、一朝一夕にはできないので、少しずつ起業資金を貯めながら・・・(笑)。ちょっと音楽活動を休んでいたというかモチベーションが上がらず音楽を作るのをやめていた時期があったので、また少しづつ作っていきたいですね。それを表にどう出すかってことはまだ考えてないですけれど、何か作っていきたいです。

G;なるほど。今後は幅広く音楽をやっていきたいということで、できればMAU2との関係もこれで終わりということではなくて今回が始まりとして、カイドー(西口)も白井さんと一緒にギターを弾く機会があればとか言ってましたし、ぼくらMAU2も当然今後アルバムを作り続けたいとの思いもありますので、何かしらジョイントしてやれれば、と思っています。

S;ええ、ぼくの中で沸々と湧いているのは、レコ発ライブのお手伝いをできないかな?と考えています。

G;おお、それはありがたいですね。今回のアルバムに関しては曲の構成も含め全部わかってらっしゃるんで、参加いただければ非常に有り難いですね(笑)。ただいろいろ問題もありますし、じっくり詰めて考えていただいて・・・。もちろん、ぼくらはウェルカムですよ(笑)。それでは、長いインタビューになってしまいましたが、どうもありがとうございました。

S;ありがとうございます。



インタビューを終えた後、MAU2の新譜『ANOTHER HEAVEN』を皆で聴き、ひとしきり感慨にふける・・・気がつけば当たりは真っ暗。ここは富士山も近い山の中。あわてて三島駅まで移動し、MIXの打ち上げ宴会に突入していきました・・・・
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# by gwingermau2 | 2014-01-31 12:57 | 2ndレコーディング
2014年 01月 24日
MIXの白井氏に聞く vol.2
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G;なるほど。さてそんな活動をされていた白井さんに突然MAU2からコンタクトがありまして・・・(笑)。その時はどう思われましたか?また初めてMAU2の1stを聴いてどう思われましたか?

S;伏線といいいますか、ずいぶん遠い前になりますが、自分のブログに銀河さんが書き込みをしてくださって、その時に2ndのMIXをという話がちょっとありまして・・・。実際にはその後ずいぶん時間は経ちましたが、MAU2のホームページなんかを見てて、ああ、そろそろレコーディング終わるんだ、というのを拝見し、MIXはどうされるんだろな?って思っていたら、田中さんから連絡をいただいて、ぼくにとっても(MIXの依頼は)チャレンジだったんで、やらせていただきたいなあ、と。

G;そうですね。まずその辺の経緯をぼくから少し説明させていただきますね。何年か前になりますが、”幻想神秘音楽館”というプログレサイトを主宰されmixiでも知り合いの大関善行氏にaxisの1stを聴かせていただいたことがありました。凄く完成度が高く、特に大曲『 the ehd 』を聴いて、こんな音楽を作るバンドが日本にいたんだ、と驚きました。その後、やはりmixiでaxisのキーボードの田中隆司氏とお近づきになったり、その縁で白井さんのブログを時々見たり、という時期がありました。白井さんのブログは、実際個人的にレコーディングした音源とか、コピー、例えばクィーンのコーラスをお一人で演ったものとか、他音楽に関わるいろいろな話題が綴られており、とても面白かったんです。で、そのブログの中で先程白井さんの言われてるように、”もしそんな機会があれば一度MIXを・・・”みたいなやりとりがありました。ただその時は、可能性として20%くらいかなとも思ってました。実際その頃、プログレ系のMIXをしてくれる人をいろいろ探していましたが、なかなか適任の方に出会えず・・・。でもようやくMAU2の2ndのレコーディングが終了する目処が立ち、さて、ならどうするか?とあらためて考え出した頃、新しくリリースされたaxisの3rdを聴きました。”この音を作った人ならば”と直感し、ならばやはり白井さんにまずコンタクトを取ってみようと思いました。

G;ということで・・・少し話を戻しますね。それまでは他のバンドのMIXとかはされてなかったんですよね?

S;なかったですね。未知数なところもあったんで、MAU2の1stを送っていただいて聴いてみたんですが、なんて言うんですかね~、最初はすごく繊細な音の印象を受けました・・・。

G;繊細な音っていうのはどういうことだったんでしょうか?

S;う~~ん、外向きの音じゃなくって内向きな音というかんじ、ジェネシスの『トリック・オブ・・ザ・テイル』を聴いた時に感じたイメージに近いものがありました。緻密な寄せ木細工を見てるような。でも逆にちまちまっとしちゃうとこがあって、そこは歯がゆい思いをされてるのかなあ、という気がしました。ただ、他のバンドにはない光るところがあって、展開の仕方とかすごくよく作り込まれてる感があって、それが2ndにどう繋がっていくんだろうっていう楽しみがありました。

G;その後にラフMIXを送らせてもらって、実際に白井さんが作業を始められるわけですが、当然MAU2の音楽とaxisの音楽は全然違いますし、アプローチの仕方も同じようにはいかなかったと思うのですが、まず何をされ、どんな苦労がありましたか?

S;そうですね、ある意味、MIXというのは自分が手綱を握るわけじゃないですか。自分が音創り全てに携わるっていう。ですので、どうしたらどういう音になるかな?っていう、そういうところをまず聴いていこうと思いました。で、聴いてて思ったのは、もっと大きい世界、広がる音の感じが出せたらいいなあと。2ndは、1stに比べてものすごくパワフルになっていたのと、生楽器の比重が増えてて、ドラムも全て生録りでしたし、そういうところをうまく表現していけたらいいなあ、音を整理して全ての音が綺麗に聴こえるようにしたいと思いましたね。で、自分の音を作ったときにどんな反応があるんだろうということが知りたくて、まず急ぎ『サンダー・オブ・ザ・ドラゴン』に取り掛かりました。最初は自分のフォーマットで作っていって、その方向性が合ってるのか間違ってるのか、それを聴いてもらって、まあ大枠は外してなかったんだな・・・、という感覚でした。でもやっぱり聴いてもらっていくうち、自分の作り方と皆さんの望む音が若干違うっていうのがわかってきて、少しずつ摺り合わせをしていきました。

G;具体的にはどういう違いがあってどういう修正をされたんですか?

S;自分の中ではまず全部をフラットに聴かせたい、世界を広げたい、というのがあったんですが、フラットに聴かせるというのは迫力に欠ける音というのと背中合わせの部分があるんですね。具体的には中低域の音があんまり出てなくて全体をグッと出すのが好みなんですが、MIXのやり取りの中で、もっと迫力がほしいという話があって、少しづつ低域を上げていくうちにだんだん良いリアクションが得られるようになり、ああ、そういうことかっていうことがわかってきました。その辺は勉強になりましたね。

G;ぼくら自分でよくわかってる欠点の一つなんですが、音を詰め込み過ぎてるってことがあるんですが、そこはMIX時困った点ではなかったですか?

S;それはぼくらのバンドも同じだったんで、さほど気にはならなかったんですが、全部自分で決めるのと、聴いてもらって決めてもらうのでは違うわけで、取捨選択が難しい点でしたね。

G;難しいですね。やはり白井さんの思うベストの音とMAU2が思うベストと思う音がズレたところもあったりして・・・

S;あと、定位の問題で、ぼくはシンメトリーに取っちゃう人なんで、聴いててちょっとつまらないってこともあるのですが、MAU2からいろいろな提案があって・・・。でも最終的にはぼくのやり方も了承していただきまして、そういう意味ではMAU2の柔軟性に助けられました。

G;というかですねえ、ぼくら3人共そうなんですが、最初に白井スタジオで聴いた『サンダー・オブ・ザ・ドラゴン』にはぶっ飛んだわけですよ。もしあの時ぶっ飛ばなかったら逆に難しかったと思うんですけど、うん、これはやっぱり任せるに限ると思ったわけですね。こりゃ凄いって思わせたって意味では、白井さんの作戦勝ちだったですね(笑)。あれがあったからその後スムーズにいったんじゃないかって思ってます。それまでぼくらMAU2の中でもMIXに関してはいろいろ意見が分かれたりするし難しいんですが、あの最初の体験は大きかったですね。

S;確かに、皆さんにない世界をお見せしたいって気持ちはありました。これだけ楽しくなるんだよ、というか、音が小躍りするようなみたいな音に変わるんだというところを聴いていただきたかったし、それがぼくの売りというか、買って下さっている部分だと思ってまして、その辺のところをグッと出してみました。

次回vol.3(全3回)に続く
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# by gwingermau2 | 2014-01-24 12:45 | 2ndレコーディング